人生に適度な刺激を(1)
1月になってますます寒くなった。
だいたい5-8℃くらいで、大抵強風が吹くために体感マイナスになる(iPhoneお天気情報)こともあり、また相変わらず太陽は少なく、少々ウツ気味な今日この頃。
さて早いものでこちらへ来て2か月。先週末ホームステイの家からの引っ越しも済んで、少し慣れたと思ったらまたイチから新しい生活スタイルの始まりである。
ご飯を作らなければいけないわ、洗濯もしなきゃいけないわ、まあそれはそれは考えたら当たり前の事なんだけれども、慣れないとやっぱりちょっとキツイ。食品もなかなか日本とは違うし。
ますますウツに拍車がかかるじゃないの。
で、昨日はボロネーゼソース的なものを作った。
アイリッシュミートが良いからか、結果すごく美味しかったのだけれど、挽肉が300gからしかなかったもので全部ソースに加工したら1週間分はあるんじゃなかろうかという量になった。
他にピーマンの肉詰めだとか作ればよかったんだろうけど、そこまで頭が回らないのよネ。恥ずかしながらこの歳になって一人暮らし初心者なもので☆
やれやれ人生、常に勉強。次に活かせ。
そしてママの偉大さとありがたさに改めて気づく。
しかしまあ、難しいことはなーんもないのである。
何があろうと人生なんとかやれるものである。と思っている。
思えばこちらへ着いた初日から試練続きであった。
着いた日の午後、さっそく学校への行き方を教えるからとホストファミリーの車に乗せられ、ここが最寄りのバス停、スーパーマーケット、学校の最寄りのバス停、学校、と次々と教えられ、覚えられん...とぼーっと外を眺めていたところ、
突然私は何もない道の端で車を降ろされ、ダッドにあるミッションを与えられたのである。
「あそこ(かなり先)にショッピングセンターが見えるな?あそこにSIMカードを売っているショップがあるから、そこでSIMを買って、Google Mapを使って家に帰ってこい」
え?
ほ、ほう・・?
さて、私に何が起こったか、ご想像いただけるだろうか。
一応ショップで確認してもらったけど
「Lockedだね」。
だよねー。ウン、知ってた☆
そもそも6はSIMフリー対応になっていないこと知っていたけれど、だって予算もないから新しいの買えないし、たまにWI-FIどこかで拾えればいいでしょ☆と思っていたのよ。
ってそれどころじゃない。
まず、ここはどこ。家はどこ。私は誰かはかろうじて分かるけれど。
最悪タクシー..いや待てよまず住所知らな...終わった...
しかし神は私を見捨てなかった。
というかやるやん私!
エージェントがくれていた超見づらい白黒のA4地図↑を鞄に突っ込んていたのである!
なんとかここが地域最大のショッピングセンターということは聞いていたので(ということは多少郊外だということがご想像いただけますね笑)、この地図で見当をつけ、道路を照らし合わせ、いろいろ省略するが奇跡的に家へたどり着いたのである。
すごくない。ダッドも20代日本人女性のあまりの原始さに驚きを隠せない。
(そもそもSIMフリーじゃないからそんなの不可能と最初に言えば良かったのだろうけどとりあえず車を降りてしまったチキンな自分が悪い)
しかしこの初日の冒険のおかげで近所の地理はだいたい分かったので結果オーライ。
地図が読めてよかった(2回目)。
※ところでアイルランド、道が複雑で、だいぶ進んだ先が袋小路だったりするから油断ならない。
やれやれ初日からえらいこった。
と一息つく暇もなく、この先もまた試練でした。。
続く。